おやじバンド、再始動である。去年9月、初めてのライブハウス経験を経て、調子に乗っていたらもう1年近く経ってしまった。
昨年暮れに二回目のライブをもくろんでいたが、いまだに実現していない。年を重ねると時間が過ぎるスピードが猛烈に早く感じるが、どうやらそれが原因だと思う。
去年のライブ反省記はこちら
http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2012/09/blog-post_19.html
アコースティックギター2人とボーカルの私との3人編成だ。次回はエレキも場面によって使う予定だ。ハモりやコーラスも多用する構想だけはある。
実は、メンバーの一人が多忙のため活動休止状態になってしまった。練習中の私の厳しい叱責に音を上げたわけではなく、一身上の都合である。
バンドの名前は3人の苗字から1文字ずつ使っているので、これは大変な事態である。違うメンバーを入れるとバンド名も変わってしまう。
ということで、残った二人で協議した結果、休止したメンバーと同じ文字を苗字に持つ男に絞ってスカウト活動を展開した。
「山田くん」が抜けたから「山川くん」に加入してもらうような話だ。
そして、全国での予選、決勝大会を経て?決定した新メンバーは、われわれと頻繁に飲んでいる男だった。
実に安直である。
でも、栄光の?バンド名を変えないためには結果オーライだ。
そんな書きぶりだと、苗字の字面だけで新メンバーが決まったようで誤解を招く。あくまで新メンバーは超絶的ギターテクニックと卓越したコーラスアレンジ能力を持つ鬼才である。
彼のモチベーションを保つために、このぐらいはヨイショしておこう。
30年前の彼の訓練の記録が手書きで書き込まれている。「木綿のハンカチーフ」を血眼になって練習した形跡もある。音楽性の違いが気になるが、わがオヤジバンドの特徴は昭和メロディーの追求?だから問題なしである。
思えば昨年の夏は、初ライブに向けて、ほぼ毎週練習に明け暮れた。その頃、家にいたくなかった重~い?事情があったので、バンド練習は実にありがたい時間だった。
無心になって歌をがなり立てる。ライブ日程というお尻の決まったスケジュールのせいで徐々に緊張感も増す。歌と演奏との兼ね合いや全体の構成、時間配分なんかの協議をかねて、練習後は飲み屋でさんざんクダをまく。
その時ばかりはバンド活動に没頭するわけだから、雑念や邪念も忘れられる。あの時期、個人的な憂鬱事から逃避できたという意味で、おやじバンドに救われたようなものだ。
さて、憂鬱事がなくなった今年、去年より楽しく弾けようと考えている。既に練習後には3人で居酒屋のオネエサンにちょっかいを出し始める脱線ぶりだ。破天荒なミュージシャンみたいでそれも良かろう。
演奏曲も固まってきた。当然かもしれないが、前回からほぼ全曲入れ替えである。森高コピーバンドになる恐れは無くなったが、某女性ボーカリストの名曲もしっとり?とカバーする予定だ。
前回、1曲目はヒデキだったが、今度はジュリーで始める予定だ。
これから、ちょくちょく集まって大真面目に真剣に遊び続けることになる。
ライブ開催は年末の予定だ。
2 件のコメント:
私のモチベーションは、あいりちゃんとの再会のみ・・・( ̄^ ̄)ゞ
県民さん
音楽家としてサイテーな心がけですな!!
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