2024年11月6日水曜日

ラーメンは太るのか


夏になると痩せる人は多いが、私の場合は夏に太りやすい。暑さへのイライラでヤケ食いをするのか、水分過剰の水太りかは分からないが、これまでの人生で夏痩せを経験したことがない。

 

夏に太ると書いてみたが、考えてみれば1年中太っている。体重計に乗らないのが悪いのだが、乗ったら乗ったで表示される数字に愕然としてその日一日メンタルが使い物にならない気がして避けている。

 



 チャーシューがテンコ盛りのラーメンにミニチャーシュー丼まで付けてしまうあたりが私の年齢的にはカロリー過剰なんだろう。これは職場近くの喜多方ラーメン「坂内」で食べた。空腹というよりちょっと小腹がすいたぐらいでこんな注文をしちゃうからダメダメである。

 

先日テレビで先にチャーシューを食べてから麺を食べれば太らないという実験を見た。結果はその仮説通りだったのでちょっとビックリである。はたして先に食べるチャーシューの量はどの程度か、チャーシュー後にどのぐらい時間を置いて麺を食べればよいかは分からなかったが、チャーシュー好きの私には朗報だった。

 

というわけで、太らないためには上のラーメンのようにチャーシューはテンコ盛りの必要がある。2,3切れのチャーシューしか載ってなかったら、先にチャーシューを食べちゃったら最悪である。口の中には常に麺とともに肉が混ざっていて欲しい私にとっては麺だけ大量に残った状態は苦行だ。

 

チャーシューだらけラーメンを楽しめる店をキチンとリストアップし直そうと決意した次第である。

 

ところで、一般的にラーメンは太る食べ物だと認識されている。実際のところは不明だが、某ネットニュースの記事では、年間600700個もの即席袋麺を食べるその道の専門家が太ってもいないし健康状態に問題がないと書かれていた。これも朗報である。

 

その人は子供の頃に「中華三昧」だかの高級袋麺に感激したことをきっかけにウン十年もの長きにわたり即席袋麺ばかり食べているそうだ。まさに勇者である。サッポロ一番を時々無性に食べたく私も勇気づけられた。

 

カップ麺と袋麺だとナゼか袋麺のほうが高尚な?感じがする。鍋にお湯を沸かすという手間をかけるせいだろうか。昨今何かと問題になっているマイクロプラスティックが健康を害するという点でも袋麺のほうが身体に良いイメージがある。

 

とかなんとか言いながら先日は超ジャンキーなカップ麺のアレンジに挑戦してムホムホ喜びながら平らげてしまった。これまた私の年齢で飛びつくようなシロモノではないのだが、私の体内に染み付いているジャンク魂に火がついてしまったから仕方がない。

 



カップヌードルのシーフードバージョンがベースだ。熱湯を入れる代わりに熱々のコーンスープを入れて麺がほぐれたら生卵を投入して混ぜ混ぜする。仕上げに粉チーズをドバっとかけて完成だ。

 

最初は正直言うと失敗した。2回目以降は上手に作れるようになった。何度も作っていることを白状したみたいで恥ずかしいのだが、せっかくなら満足感にひたりたいから美味追求に妥協はできない。

 

失敗の原因は味がしょっぱ過ぎたことだ。改善策はコーンスープを投入する前にカップ麺のスープの元。すなわち乾麺状態の上にどっさり載っている粉末を捨てることである。

 

具は残したいからザルを用意して蓋を開けたシーフードヌードルを逆さまにしてザルに粉末と具を落とす。ザルには具だけ残るのでそれをカップ麺に戻してからコーンスープを投入する。コーンスープは熱々にしないと麺がほぐれないから注意が必要だ。

 

この一手間のおかげで俄然マトモな味になった。生卵を落として混ぜることで味がまろやかになる。ちゃんと美味しい。粉チーズをぶりぶりかけることでカルボナーラ風ラーメンになるのだが、粉チーズを追加するかどうかは好みが分かれるかもしれない。

 

問題は食後の「重たさ」である。若者なら平気だろうが、オジサマの弱々しくなってきた胃袋には結構ズシンと来る。普段から胃もたれしやすい人にはオススメできない。私自身、30年前なら週に5回ぐらい食べられたかもしれないが、今ではそんな勇者的行動は出来ない。

 

きっとカロリーも爆上がりだろう。チャーシューを買ってきて先にそれを食べてからこのアレンジヌードルを食べれば太らないのだろうか。ちょっと怪しい…。

 

 

 

 

 

0 件のコメント: