2018年1月10日水曜日

星野さん 欅坂46


そこそこ長く生きていると、ひょんな場所で著名人とすれ違うことがある。

芸能人、スポーツ選手、政治家などジャンルはさまざまだが、強く印象に残るのは、すれ違いざまに感じた「風圧」である。

香港でジャッキーチェンと偶然すれ違った時の風圧は強烈だった。大柄なボディガードに左右を囲まれていたのに、小柄なジャッキーが発するオーラはパワフルだった。

それと同じような「風圧」を感じたのが、先日亡くなった星野仙一さんだ。かれこれ30年近く前だろうか、評論家時代だったと思う。

なぜか代々木駅近くの道端ですれ違った。別に肩で風切って歩いていたわけでもなく、睨まれたわけでもないのに、すれ違いざまに目が合った時の「風圧」は強烈だった。

エネルギーの塊みたいな人。そんな印象だった。彼が40代前半ぐらいの頃の話だ。

別な時、元巨人の江川となぜか目白の外れの住宅街の路地ですれ違ったことがある。同じように彼が40代前半の頃だ。星野さんとはまったく逆の印象だった。

もちろん、たまたま一瞬すれ違っただけだから、人様の印象をどうこう言えるわけもない。江川はこっそり不倫相手の家から出てきたところだったのかもしれない。

それにしても星野さんの追悼番組が名古屋や大阪でしかやらないことが不思議かつ残念でならない。

話は変わる。

実は年末から10日間も酒を飲まなかった。こんなことは中学生の頃以来の珍事である。

年末に沖縄に出かけてホゲホゲしていたのだが、旅の途中で風邪っぽい感じになり、大晦日に帰宅した際もダルさが抜けずにビールすら飲まずに寝た。

元日に頑張って実家に顔を出したが、クルマだから飲まず、帰宅後から熱が出始めて、2日、3日ともに寝たきり。

4日から大発熱。5日にインフル検査で陰性と判定されるも、扁桃腺炎と咽頭炎がダブルで襲ってきた感じで完全ダウン。

予防接種もしてあったから、インフルエンザのほうがよっぽどラクだったと断言できるほどヘロヘロになった。

結局、5日の仕事始めに出社できず、その後の3連休もうなりっ放し。連休明けの9日の昼にようやく出社する始末。

アルコールを抜いたものの、ずっといろいろな薬を飲み続けたから私の肝臓はきっとヘロヘロになったのだろう。

解熱剤が効いている時間帯はテレビばかり見ていた。溜まりまくっていた録画番組を見尽くす。

BSで3日連続で放送されていたゴッドファーザー3部作をぶっ続けて見られたことは悪くなかった。

ビタミンC、プロポリスをはじめとする数多くのサプリを飲み、毎朝欠かさずクソまずい野菜ジュースを飲み、青汁も欠かすことなく飲み続けた結果がこの始末である。

サプリも青汁もぜんぶ辞めてやろうかと思っている。

いや、あいつらのせいで、この程度の症状で済んだのかも、、という情けない考えも頭に浮かぶ。

いやいや、何だかんだいって10日間も連続で体調不良が続いたことは、さすがに記憶に無い。

今年の厄落としとなったのだろうか、それとも暗黒の年になる予兆なのだろうか。

ひとり高熱と闘いながら「僕はイヤだ!」と欅坂46のように叫んでいた。

平成最後の正月の哀しい話である。

ということで今年もよろしくお願いいたします。

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