強壮効果のある食べ物を意識するようになったのはいつ頃からだろう。健康を考えるというより、“精がつく”ことを重視してしまう。オッサン街道まっしぐらである。
精がつくといっても、アッチのことばかり考えているわけではない。でも、そっち方面に良ければ必然的に生活全般に好影響である。
目覚めがスッキリする、疲れが取れやすい等々、そういう状態でいられることが大事である。あくまでそれが目的である。本当だ。
もちろん、アッチへの相乗効果につながれば尚更嬉しい。でも、そんな場面は毎日あるわけではない。あくまで日常をスッキリさせることが狙いだ。
馬肉ざんまいである。馬肉は低カロリー高タンパクでスタミナの代名詞みたいなものだ。江戸の頃には吉原通いの前に馬肉の鍋を突っつくのが定番だった。
これは銀座にある「馬春楼」の馬刺しの盛り合わせ。この日は刺身の他に鍋や馬肉メンチカツなどを食べた。
精がつく料理は数々あれど効果を実感することはまずない。翌朝、変なトコが変に反応することもない。
ホントに効いているのか疑問である。まあ、何かを食べたところで効果を実感するほど私の肉体は若くはない。
以前、すっぽんのフルコースに招かれ、生き血までコップで飲まされたが、翌朝になってもアイツはウンともスンともいわず、いつものように惰眠をむさぼっていた。
そうはいっても、目に見えない部分で身体に良い効果が生じていると信じたい。逆にスタミナや強壮効果に期待できない食べ物ばかり食べていたら、グダグダ、ダラダラ、デロデロの日々を過ごしているのかもしれない。
朝の生体反応?がなくたって、大事な局面になればヤツは今も暴れん坊、いや、「暴れん棒」になっているから、やはり日頃の食べ物に意味はあるのだろう。
私がこの世で一番好きな食べ物がウナギだ。こちらもビタミン類や亜鉛が豊富で、精がつく食べ物だ。まだまだ現役生活を続けたい私にとって一石二鳥である。画像は日本橋「大江戸」の鰻重。
亜鉛のことを俗に「セックスミネラル」と呼ぶそうだ。凄い言葉だと思う。亜鉛が豊富な食べ物を喜んで食べるのが恥ずかしくなる。
以前、何かの本に「結婚とは夫婦がセックスパートナーであることを社会に認めさせる制度」と書いてあったが、それと同じぐらい短絡的かつ的確?な表現だ。
亜鉛といえばカキだ。まさにセックスミネラルフードである。そう考えると女性を連れてオイスターバーに行くことは、なかなかエッチな状況に思える。
私自身、疲れている時に無性にカキが食べたくなってテキトーにカキをメインにしたパスタを作ることがある。150グラムほどのパスタに対してカキを10個以上投入してムホムホ食べる。元気の源になっているのかもしれない。
ちょっと調べてみたら、亜鉛はカニやカツオ、カラスミなどにも多く含まれているそうだ。私が好きなモノばかりだ。
プリン体が多いという問題点もあるが、悪い部分を気にするより素敵なギンギン効果、ビンビン効果に意識を向けた方がオトナとしては楽しい。
カラスミなんて身体に悪いと思ってちょこちょこツマミにしていたのだが、これからはドシドシ頬張ってみようと思う。こちらは、銀座「さ久ら」での一コマ。
ゴマも亜鉛が多く含まれている食品だ。夏場のそうめんにはアホみたいにスリゴマを投入するが、冬場はなかなか食べる機会がない。
特製ゴマだれの話はこちら。
http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2015/04/blog-post_24.html
とはいえ、ゴマをベースにしたセサミンというサプリを5年以上欠かさず飲んでいるから良しとしよう。
ちなみに、スタミナ食の代表が肉である。肉を食べるようになってから日本人の寿命が飛躍的に伸びたという説もある。
ただし、身体に良いのは赤身だけだ。脂が多い部分や油で揚げてしまうと、逆に消化に労力を要して内臓疲労を招くらしい。
肉の中でも、強壮効果という点では鶏肉がとくに良いそうだ。ウソかホントか「鶏肉好きは精子が多い」というオッタマゲな統計もあるんだとか。
いまさら精子の数を増やしても私の人生が変化するわけではない。でも、パワーの源になるのなら鶏肉をもっとワシワシ食べようと決意したくなる。
鶏のレバーは、各種ビタミン類の含有量が全食品!の中でもトップクラスだという。
おまけに鉄分や亜鉛も多く、アッチ方面も強力にサポートしてくれる。画像は私の秘密基地である某焼鳥屋さん「T」のレバ炙りポン酢である。
なんだかアレコレ書いてきたが、私が日頃好きで食べているものは、強壮効果、いわばアッチ方面に貢献している優等生ばかりである。
偶然なのか必然なのかよく分からない。きっと偶然だ。いずれにせよ、そんなものばかり食べ続ければ、「生涯現役」という壮大な?目標も達成できるかもしれない。
2 件のコメント:
以前、香港で知らずに食べさせられた「蛇のスープ」。効果てきめん。
日航ホテルのレストランでした。ご参考までに。
ポテ珍3号さま
マジですか。。中国4千年の歴史、恐るべしって感じですね。
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