「あいみょん」という女性シンガーが人気だ。過激な詩の内容が若い人にウケているらしい。私もミュージシャンの真似事をしているから頑張って聴いてみた。
で、「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」という曲にちょっと感動した。オトナ的ナナメ目線では、アザとく感じる人もいるだろうが、単純に歌詞にパワーがある。若者のいじらしいホンネを描いている。ぶち殺したいほど好きという歌だ。
https://www.youtube.com/watch?v=IL35V9wYr-U
西野カナの世界観とはまったく別の一種異様な切なさである。椎名林檎の系譜、いや、昔の戸川純の流れといえるかもしれない。
さて、音楽活動の話である。わがオジサマバンドの今年のライブは11月中旬に南青山のライブハウスで予定している。あと3か月だから結構マジメに練習に励んでいる。
演目も9割がた固まった。バイオリンやキーボード、コーラスをこなす我が姪っ子が今になっても、当日参加できるか不透明なのがちょっと問題である。
基本的に彼女が欠席する場合に備えた構成で準備を進めている。“賑やかし”の音色が無い前提であれこれと考えているせいで、ギターメンバー達がいろいろと創意工夫を凝らしている。
その成果もあって、なかなか面白い仕上がりになってきた。あと3か月もあればより練れてくるだろう。私としてもキレのあるMCネタを考えないといけない。いや、ちゃんと歌の練習に励まないといけない。
私が作詞、友人が作曲したオリジナルも2曲だけ披露する予定だ。子どもを想う切なくも美しい親心!を描いた新曲も完成した。
サビの高音が出ないというボーカルの私の致命的な問題が発覚して、メロディーラインを一部変更してもらった。詩も微調整してうまく収まった。
タイトルは「たからもの」である。親子の絆がテーマだ。昨年はオリジナルとして友を悼む歌と不倫の歌を披露したから、来年は我がバンドの愛妻メンバーをイジりつつ中高年夫婦の愛の歌でも作ろうかと考え中だ。
いつの日か、名曲だらけ!!のオリジナルだけでライブをやりたいものだが、そんな構成では“無観客ライブ”になっちゃいそうだからそうもいかない。
今年の演目は14曲ほど。再演曲はほとんどない。一から練習してきたので結構大変だったが、なんとかメドもついた。あとは曲の合間の小ネタや私のMC台本が手付かずだが、そこは大した問題ではない。
そういえば今年は新たに「笛男」も参加する。フルートである。一部の曲だけだが、我がアコースティックバンドの音色に彩りが加わるから頼もしい戦力だ。
笛男さんは某メンバーの友人で我々と同じ歳だ。私は今年初顔合わせだったので、練習後の飲み会では彼に馴染んでもらおうといろんな角度から攻めている段階だ。
「スコラ」や「GORO」のヌードグラビアでは誰にお世話になったのか、嫁とはどのぐらい仲が良いのかなど、1ミリも音楽に関係ない話で攻め込んでいる。
彼はおとなしい雰囲気の紳士である。バンド活動を楽しんでくれているのか、まだちょっと分からない。心配だ。
もっともっとワイ談攻勢を仕掛けて、1日も早く我らが変態オヤジ同盟に馴染んでもらおうと思う。
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