さすがに家にいる時間が増えた。仕事柄、すべて在宅勤務というわけにもいかず出勤もするのだが、仕事終わりに寄り道をする機会も激減したし、週末はちゃんと引きこもっている。
こういう非常時はシングルライフの気楽さは有難い。誰かと暮らしていれば心配や気遣いなどでバテちゃいそうだ。ストレスが溜まりやすい状態なら一人でいるほうがマシだ。
コンビニは普通に開いているし、ウーバーイーツは何でも運んできてくれる。AmazonプライムビデオやNetflixで暇つぶしも出来る。
ウーバーイーツでは食べ物だけでなく、コンビニから雑貨やスイーツも持ってきてくれるし、コーヒーだって簡単に頼める。
スタバが休業しているいま、私のお気に入りが上島珈琲の「黒糖ミルクコーヒー」だ。黒糖の甘さが妙にホッコリする。休日は複数頼む。冷めたらレンジでチンである。
何年か前に買ったドルチェグストも最近は活躍の頻度が上がった。ネットスーパーで各種のカートリッジが注文できるし、近頃はスタバのキャラメルマキアートもラインナップされている。
私はコーヒー党ではないので、コーヒーを飲みたくなるのはちょっと甘いものが欲しい時ぐらいだ。そういう場面ではウーバーイーツとかドルチェグストといったイマドキの文明の進化!が役に立っている。
話は変わる。近頃の若い人はテレビを見ないらしい。みなさんYouTubeで好みのコンテンツを楽しんでいる。
そんな風潮に乗っかるわけではないが、最近は私もYouTubeを見る機会が増えた。確かに自分が興味のあるコンテンツだけを自分の都合で楽しめるわけだから飽きない。
その昔、YouTubeが流行り始めた頃より遙かにラインナップが充実している。あれじゃあ若者がテレビを見なくなるのも仕方ない。
ハプニング動画を集めたヤツとか、ブルース・リーのドキュメントみたいなヤツ、昔のテレビコマーシャル集や昔の格闘技の名勝負、志村けんのコントなどなど、つい長時間見入ってしまう。
野球モノが豊富なのも嬉しい。いにしえの名選手の話や映像にワクワクしてしまう。私が野球少年の頃にYouTubeがあったら、技術面の解説動画をむさぼり見たはずだ。
そうしたらあの頃より10倍20倍はレベルの高い野球が出来て今とは違う人生を歩んでいたのでは、などと妄想してしまう。
YouTuberと呼ばれる人々がどんなコンテンツを流しているのかも少しずつ分かってきた。
まさに百花繚乱である。面白く参考になるモノもあるが、世の中をオチョくったようなのも多い。
警察官を挑発したりするタチの悪い動画も結構な数が出回っていた。弱虫の遠吠えみたいで悪趣味なのだが、そういう動画も何十万もの視聴歴がある。
あんなもので稼げてしまうのなら、なんだかヘンテコな話である。今の社会の奇妙なところだろう。
そういえば、私が楽しみにしていた元近鉄・金村義明の野球裏話モノが一斉に削除された。
彼が有料サイトで話している内容が無断で再編集されてYouTubeに定期的にアップされていたらしく、私が楽しみにしていたのはそれだったというわけ。
そりゃあ金村さんが怒るのも無理はない。すっかりファンになった私も本家の有料サイトの会員になろうと思ったのだが、やり方が分からなくて結局そのままだ。
オジサン世代はこうやって少しづつ情報弱者のほうにシフトしていくのだろう。コワいコワイい。
さてさて、まとめに入ろう。星野源の弾き語り動画に合わせていろんな人がコラボ動画をアップする「うちで踊ろう」シリーズ。私が一番気に入ったのは八代亜紀バージョンだ。吐息が何ともいえない味わいである。
醜悪でゾっとしたのは言うまでもなく安倍首相バージョン。アノ人のピントのズレ方は深刻だ。政権の長期化で“王様状態”になり、もはやコトの是非すら判断できない次元なんだろう。
コワいコワい。
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