2024年7月31日水曜日

寝不足、暑さ対策

  

この春に大学野球を生で観戦することにハマって以来、私の中でスポーツ観戦熱が高まっている。そこにオリンピックである。連日寝不足だ。

 

サッカー女子の奇跡的な逆転劇、体操男子のこれまた奇跡の逆転金メダル、スケボー男子のまたまた奇跡的な逆転金メダルもすべてリアルタイムで見てしまった。

 

なんだか若い頃よりも熱く視線を向けてしまう。これも加齢だろうか。若者が必至に頑張る姿が妙に清々しく見えてついつい熱中してしまう。

 

野球少年だったからスポーツの中でもとくに野球を見るのが好きだが、今年はついに甲子園まで行って夏の高校野球を生観戦することにした。人生初の甲子園体験だ。

 

球場併設の歴史館も行きたいし、かち割り氷とやらも興味がある。私自身の熱中症が心配だから押さえた席は屋根があるスペースである。たぶん。

 



で、先日、甲子園の予行演習?として神宮に東京予選の決勝を観に行ってみた。いやはや暑い暑い。さすがに限界を感じて5回終了時に断念、とっとと帰宅してテレビ観戦した。甲子園では球場そばに宿を手配したから同じような状況にならないか今から心配している。

 

さて、話は変わる。ウナギしか食べていないようなヘンテコな食生活を反省して、中華と洋食を食べに行った話だ。

 

中央区界隈には上質な洋食屋さんが数多く存在するが、穴場の一つが「新川 津々井」だ。津つ井といえば赤坂に有名店があるが、あちらとルーツを同じくする元祖みたいなお店らしい。

 

以前、新川に住んでいたので何度か訪ねたが、利便性が良いとは言えない立地のせいで夜は激混み状態をあまり見たことがなく気軽に行けるのが有難い。

 





 

濃厚なコキールにうっとりして、芳醇な味わいのタンシチューに悶絶する。この店独特の箸では切れないガッチリしたハンバーグも肉肉しい感じが独特で美味しい。シメには2色ソースで味わう卵で包んでいないトロトロオムライスだ。幸せな時間だった。

 

どう考えても私はウナギよりもこうした洋食のほうが大好きなのにナゼいつも鰻屋さんにばかり吸い込まれるのだろう。謎だ。「ウナギは精がつく」というイメージのせいでバテバテの身体に栄養補給したくなっているのだろう。

 

別な日、久しぶりに銀座の維新號へ。無性にピータンが食べたい気分だったのだが、お店の人が気を利かせて前菜を取り分けて持ってきてくれたせいで、こっそり全部食べてやろうと企んでいたモクロミが失敗に終わる。

 


 

画像を取り忘れたが、ここでは当然のように名物のフカヒレの姿煮を注文する。この店のせいで他の店ではフカヒレの姿煮を注文しなくなってしまった。ある意味で不幸のフカヒレである。

 

他にもウマい一品料理はいろいろあるのだが、私の定番は肉焼売である。肉まんの超人気店だけにその流れをくむ?肉焼売がウマいのは当然だろう。

 


 

ご飯や麺類といったシメものをしっかり食べたいタンスイカブラーである私にとってこの店の川海苔とエビのチャーハンも捨てがたい一品だ。いつも他のチャーハンにチャレンジしたいのだが、ついこれを頼んでしまう。

 

上で紹介したオムライスもそうだが、やはりその店にしか置いていないような逸品はどうしてもガッツリ食べたくなる。正直に言うとここのチャーハンは作り手によって仕上がりに差を感じることもあるのだが、この日は大当たりだった。

 

紹興酒もしっかり飲んでウマい料理をバクバク食べて何だかエネルギーがみなぎってくるように感じた。


夏バテ対策、スタミナ対策は無理やりウナギに頼る必要はなく、“口福”を心から感じるウマいものをガッツリ食べれば済むのだと今更ながら痛感するひとときだった。



 



 

 

 

 

 

 

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