先日、六本木で食べたセクシーチャーハンがウマかったせいで改めて「炒め飯」の世界に引き寄せられている。自宅でも週末になるとテキトーなレシピで炒めメシを作りたくなる。
子供のころのソウルフードである我が実家特製?のひき肉チャーハンは失敗しようがないほど簡単なのでひき肉さえあればアッという間に完成する。
一応、最近はみじん切りタマネギや生のマッシュルームなどを投入して本格料理ぶっているが、タマネギはみじん切りで冷凍されている商品をドサっと入れるだけで、生マッシュルームもハサミでテキトーに切るだけだから実に簡単。
塩コショウだけでも成立するが、隠し味的にウスターソースや焼き肉のたれをちょろちょろ入れてみるのもオススメだ。
この画像は先日作ってみたカラスミ炒め飯だ。作ってみたという表現が大げさなほど安直な一品である。台湾で買ってきたカラスミペーストと白米を適量で混ぜて炒めただけである。
味見しながらやや薄かったので粉末カラスミも追加投入。見た目はマズそうだがそこそこの仕上がりになった。具材はカラスミだけだから贅沢といえば贅沢だが、台湾製のペーストはさほど高くなかったので問題なし。
もともとカラスミパスタを作ろうと思って購入したのだが、炒めメシにも応用できたから考えればもっと用途はあるのだろう。
でも、旅先でこんなものを土産に買って自炊用の材料にしちゃうあたりは私もいっぱしの“ベテランシングル”だと痛感した。
離婚して十数年。レトルトとデリバリーと外食だけに頼らず手軽な自炊ごっこを楽しんでいるわけだから人生はなかなか楽しい。
炊飯器を使うだけの各種炊き込みご飯や安直な味付けのパスタなどは今やそこらへんのの一人暮らしの若造よりも上手に作れるような気がする。
最近は、どの作り方でもデミグラスソースを隠し味的に追加投入するワザ?も覚えた。デミソースは小さいサイズの市販品が売っているからそれを使うか、場合によっては高級レトルトビーフシチューを少しだけ流用することもある。
普通の主婦のように細かく食費を考えないシングルオジサマならではのエンゲル係数破たんメシだという部分には目をつぶろうと思う。
私の自作メシの話ばかりでは退屈だから、最近の我がヘンテコディナーメニューを紹介したい。
キックボクシングジムのおかげでちょっぴり身体が締まってきた気がするので、このところ夜の炭水化物を控えめにするという私らしくない食生活を続けている。
とはいえ、サラダで終わりにしたり豆腐だけで我慢するようなストイックなことは御免だ。ちゃんとウマいものやジャンクフードも食べたい。
というわけでバーガーキングである。バーキンの肉は他のハンバーガーチェーンよりマトモらしい。猫の肉でもないし、一応ちゃんとした牛肉を使っているというフレコミだ。
「ハンバーガーのパン抜き」はこのブログでも何度か書いてきたが、今までは口をすぼめたりしながら中の肉だけを吸い出すような食べ方が基本だった。たまにパンも少しかじったりしてハンバーガー気分も一応堪能していた。
最近は最初から全部バラしてハンバーグ状態で食べる。左側の皿に除けたパンは結局捨てちゃう。罰当たりではある。バーガーソースやトマトやレタスとともに肉を味わえばパンがなくてもしっかりハンバーガーを楽しんだ気分になる。
バーガーキングのワッパーと称するシリーズは肉の分量が110グラムと良心的である。味の違うワッパーを3種類注文するのが基本パターンだ。アボカドワッパーやらマッシュルームワッパーやらナンチャラチーズワッパーといった感じで味の違う商品を3つだ。
パンを外して肉だけを皿に盛り、付属の具材をトッピングし直す。剥がしちゃったパンの裏についているソースはフォークではぎ取って肉に戻す。これで準備完了である。
いわば3種類のハンバーグを味わえるわけだ。合計で330グラムだから結構なボリュームである。普通に街のレストランでデカいハンバーグを頼むよりも楽しい。3種類の味が楽しめるだけでなく、アボカドやチーズやマッシュルームやジャンクでたまらないバーガーソースも味わえるわけだからかなりの満足感がある。
コスパについてはあえて触れない。考えてみたらこのブログは、富豪を目指す私の日常を書いているブログである。高いの安いのだの細かい話は横に置く。
でも、デリバリー用の高めの値段のワッパーをこんな風に注文するとファストフードを食べたとは思えない値段になるのは事実だ。やはりシングルライフは無軌道に走りがちである。ちょっと反省しようかと思う。
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