健康オタク。人によっては私のことをそう呼ぶ。意外だ。でも、やたらとサプリや薬を愛用?しているから、見方によっては正しいのかも知れない。
とはいえ、運動は嫌いだし、シムで頑張ろうという気持ちは1ミリもない。ヘルシーな食べ物は大嫌いだし、酒も飲むしタバコも吸う。不摂生に罪悪感はない。
そんなテキトーな生活なのに、真面目に薬やサプリをキチンと摂取している生活ってヘンテコといえばヘンテコである。
血圧や逆流性食道炎、コレステロールの薬は医者から指示されているから仕方がないが、それ以外はすべて自発的だ。
ビタミン類、DHA入りのセサミン、ノコギリヤシ、、リジン、プロポリス、、ナットウキナーゼ等々、他にも毎日500㎖の青汁を欠かさず飲む。
他にも毎朝、ヨーグルトドリンクのR1や野菜ジュース、ハゲ予防の薬だって欠かさない。
飲み合わせの問題も考えて、1日5,6回に分けて摂取しているわけだからクスリ漬けみたいな日々だ。
慣れているから別に面倒でもないし、ストレスはないが、そうした類いのモノに縁のない人から見れば異常な生活かも知れない。
そんなに気をつけるぐらいなら、タバコをやめて酒も控えて適度な運動をすればいいだろう。誰もがそういう。
もっともらしく聞こえるが、まったくマトハズレである。
私が薬やサプリや青汁をせっせと飲む理由はただ一つ。
タバコを美味しく吸い、酒を楽しく飲み、無駄な運動をしないで暮らすためである
ヒネクレ者の強がりみたいだが、本当にそうである。
「酒もタバコも女もやらず、百まで生きたバカ」という名言がある。これってフラチな人間の開き直りのようにも聞こえるが、実にマトをえた言葉だと思う。
モノのない時代や、はたまた飢饉の時代に暮らしていたら、健康も不健康もあったものではない。ただ生きることに必死だ。
文明の発達したいま、おまけに飽食が問題になるような先進国に生まれたことは人類史上的な観点から見れば極めて特異なことだ。
生まれる時代が100年違うだけでまるで様相は異なるし、今の時代だって地球の中で生まれる地域が違えば飢えに直面していたかもしれない。
人間の身体にとって飽食の状況は決して良いことではない。それによって健康を害して死んじゃう人も多い。
だから炭水化物ダイエット、糖質制限、断食道場などなどがポピュラーになる。そんな話は飽食の今だから成り立つ話で、裏を返せば実に贅沢かつ幸せな世界に暮らしている証でもある。
私がせっせとサプリや薬や青汁を摂取するのも、それだけ飽食や不摂生を楽しめていることの裏返しでもある。
もっとそんな暮らしを続けたいから、一見、健康オタクみたいな取り組みに励んでいるわけだ。
健康のためにジョギングを頑張りすぎて心臓マヒで死んじゃう人がいる。気の毒だが、そういう残念なパターンに陥るのはイヤだ。
「楽しい不摂生」を続けるためには、一応、ある程度は身体をいたわらないといけない。
いわば「不摂生のために健康に気をつける」。これが基本だ。でもそれこそが、QOL(Quolity of life)の大原則のように思う。
2 件のコメント:
現在の東京のそれも都心区は、交通、衛生、治安、文化そして食に関しては、世界に誇れるレベルだろう。こんな楽しい不摂生には最適な環境は、なかなかありませんよね。
コメントありがとうございます。
歴史上まれな不摂生が可能な状況が今の東京ですよね。堪能しないともったいないですね!
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