2021年10月15日金曜日

痛みとの戦い


一時期話題になった「スマホ脳」に加えて今度は「スマホ首」が話題になっている。スマホの見過ぎで首回りの痛みやコリなどが激しくなる症状だとか。現代病の一つだろう。

 

身体の痛みと付き合うのはしんどい。いろんな部位の痛みに悩む人は多いが、運良く私はここ数年痛み知らずで過ごしている。

 

そうは言っても過去に腰のヘルニアと診断されたこともあるし、カカトの痛みに苦しんだこともある。いつまた再燃するか不安はある。

 

このブログは14年前から始めたのだが、これまで2千数百回書いてきた話の中で閲覧数トップ5に常に入っているのが腰痛とセックスをテーマにしたネタだ。

 

その名も「セックスと背骨の話」。10年以上前に書いた話だ。腰痛とセックスの関係について、謎の整体師から聞いたヨタ話を書いたものだが、なぜか今も読んでくれる人がアトを絶たない。

 

http://fugoh-kisya.blogspot.com/2008/04/blog-post_16.html?m=1

 

マユツバモノの内容にも思えるのだが、長年読まれていることはセックスと腰痛について悩んでいる人が多いのだろうか。

 

腰痛のキツさは経験者にしか分からない。私自身、10年以上前に歩行困難になるほど痛みがヒドかったことがある。大学病院でMRIまで使って調べた。

 

http://fugoh-kisya.blogspot.com/2008/04/blog-post_07.html

 http://fugoh-kisya.blogspot.com/2008/04/blog-post_11.html

 

きっちりと椎間板ヘルニアという確定診断が出たが、四の五の言っているうちにいつの間にか収まってしまった。治ったわけではなく症状が出なくなっただけだろうが、もう10年近く普通に過ごしている。

 

当時、お医者さんには手術も勧められたが、そんなの恐くてイヤだったから聞こえていないふりをした。結果オーライだった。

 

その後もキチンと治療をしたわけではない。その当時、何度か謎の整体師にお世話になって身体のバランスを整えたぐらいで、その後は何も考えずに暮らしている。ちょっと不思議だ。

 

いま思えば、当時はかなり重いストレスを抱えていたから、それが腰痛という形に表れちゃったような気がする。

 

昭和気質の人間は、ストレスなどと聞くとサボるための言い訳だとか、気のせいだとか、ついナナメから判断したくなる。でも、あの頃の尋常じゃない腰痛がその後の心の安定とともに治まったことを思い返すと、ストレスを侮ってはいけないと思う。

 

病気らしい病気を経験せずに生きてこられたのはラッキーだったが、「痛み」という点で一番キツかったのが尿路結石になった時だ。

 

8年前のことだ。当時、お医者さんに再発率50%と言われてビビった。イチローがどんなに打っても4割には届かなかったわけだから、5割なんてほぼ100%である。意味不明でスイマセン。

 

私の場合、水分不足が原因だったから、それ以来、意識して水を飲んでいる。おかげで再発はしていない。何年たってもあの時の七転八倒ぶりは強烈に覚えているから水分不足には常に気をつけている。

 

初体験だったから本気で死んじゃうかも知れないと思ったが、次にアレが襲ってきても、多分あの時よりは余裕で対処できるはずだ。やはり何事も一度は経験しておくことが大事である。

 

皆さんにもゼヒ一度経験することをオススメします。“貞子”になれます。

 

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2013/09/blog-post_6.html?m=1

 

その後も5年ほど前に突然カカトが痛くなって難儀したことがあった。腰痛ほどヒドくはなかったが、場所が場所だけに歩くことに支障が出てしまった。

 

運良く長引かずに元通りになったが、ちょっとした身体の歪みが原因だったのだと思う。

 

http://fugoh-kisya.blogspot.com/2016/12/blog-post_16.html

 

気付けば人生後半戦である。これから痛みに直面する場面が増えそうで恐い。痛みとは痛んでいる部位を動かさないように警告する役割を担っている。

 

逆に言えば痛みがないならバンバン動かすべしという解釈も成り立つ。痛みがないうちに動く部位にはドシドシ動き回ってもらおう。

 

私の腰も今はまったく痛みがないから、冒頭に紹介した「セックスと背骨の話」を読み返しながら、現役生活を続行したいと思う。

 

 

 

 

 

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