いい感じの灯り。ロマンチストってわけではないが、そんな灯りにナゼか惹かれる。まあ、誰だってそんな灯りが嫌いなはずはないから普通のことだが、そんな光景に出会うとしばしボケっと佇んだりする。
築地界隈の裏路地と夜の永代橋だ。こういう感じが何となく好きだ。ウキウキする感じとは違うホッコリした気分になる。
高校生ぐらいの頃、殺風景な自分の部屋を変えたくてヘンテコな置物や照明にこだわった。小遣いで買える程度のガラクタばかりだったが、その昔に流行ったプラスティックで出来たフラミンゴの置物やちゃちな照明器具を置いて悦にいっていた。
昭和のあの頃、なぜだかフラミンゴの置物や照明器具をアチコチで見かけた。カフェやバーは今から思えばシャビーなネオンライトで飾られ傍らにはフラミンゴだった。
クリストファー・クロスの大ヒットアルバムのジャケットもフラミンゴだったから世界的なハヤりだったのだろうか。謎である。
ムーディーな照明を見るとすぐに欲しくなるのが私の悪い癖である。ムーディーという表現はほとんどヘンテコ、ケッタイと同じようなニュアンスかもしれない。
以前このブログで風呂場でムーディー!な照明を使っていることを書いたが、画像で見ると昔のラブホ的なケッタイな感じである。でもそれはそれで私の憩いだ。
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2021/02/blog-post_26.html
今だって昭和レトロ雑貨を扱うネットショップでムーディー?なネオンライトをついつい買いそうになる。いつもあと一歩の所で「それってシャバダバだぞ…」と理性が囁いて私の邪魔をする。
さてさて、睡眠の質を高めるためには眠りに落ちる前の時間の脳の安らぎが大事だと聞いて最近は以前よりも怪しい灯りの中で眠る前の時間を過ごしている。
ベッドヘッドに装着したテープライトや地球儀風の置き型照明をつけてひとときを過ごす。いろんな色が楽しめるのだが、なんとなく寝る前は紫色を選ぶ。
画像で見るとあまり趣味が良いとはいえない感じだが、実際には結構ヒーリング効果があるような気がする。少なくともテレビやスマホを寝る直前まで見ているよりはこんな灯りの中でボーっとしているほうがマシだと思っている。
ダサいラブホ。きっとこれを読んでいる人にはそうとしか見えないのだろうが、私にとってはこれで案外リラックス効果がある。もともと昔は頻繁にラブホでリラックスしていたからかもしれない。
眠りの質を高めるために灯りより大事なのが枕である。最近もこのブログでデカい枕を買ってちょっと失敗だった話を書いたが、あの時からまた新たに2つも枕を買ってしまった。枕難民みたいな状況に陥っている。
枕だけでなく、やたらと増えてしまった枕の高さを微調整するためのシートなどもわざわざウン千円も出して買ってしまった。もはや枕を取っ替え引っ替えすることが趣味になりつつある。
おニューの枕のうち一つは「無重力」という意味不明のフレコミだったので期待して到着を待った。使ってみた感触はウォーターベッドの枕版みたいな感じだった。初めて横になって頭を乗せた時はちょっと感動した。
ところが長時間使ってみると第一印象と随分違う。ふらふらして何だか妙に落ち着かない。ホールド感が皆無というか、収まる場所がいつまでも見つからないような感じでイヤになった。
もう一つはあまり特徴のない低反発枕だったのだが、無重力枕の半額程度の安物にしてはなかなかフィット感が良い。個人的に高めの枕が好きなのでこれに高さ調整シートを入れてみたら結構なお気に入りになった。
最低でも一週間、欲を言えば半月は使い続けないと自分との相性が判断できないのが枕である。そういう点ではまだ油断できないから困ったものだ。
ゴールデンウィークはたいした予定もないから我が家に溜まりまくった枕達をすべて引っ張り出して高さ調整シートを入れたり抜いたりしながらマイベストピローを探し求めてみようと思う。
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