割としょっちゅう北海道に行く。思い立って函館あたりに飛んでいく。目的は食べ物。東京に日本中の極上品が集まっていることはわかっているが、旅先には旅先ならではの美味しさや珍味が待っているので、ついつい出かける。
しょっちゅう行ける程度の可処分所得は少なくとも維持しないといけない。この楽しみがなくなったら結構辛い。
先日、池袋・東武百貨店の「食の大北海道店」にふらふら行ってみて、その尋常じゃない混雑ぶりにビックリした。こんな混雑に身を任せずに、しょっちゅう北海道に行っていることは何ともメデタイことだと改めて痛感。
池袋のデパートは東口に西武、西口に東武が君臨している。両者とも北海道展をやっており、私もついでがあれば覗きに出かける。似たような業者が似たようなものを例年出品しているが、なんとなくウキウキした気分で見て回る。
イクラなんかをウェディングケーキのようにタワー状に盛り上げて客を喜ばせている店や魚介類を異常なまでのてんこ盛りにして行列を呼んでいる店などが風物詩だ。
なかには、近隣の他のデパ地下に常時出品しているような店もあるが、催事場の狂乱のおかげで、デパ地下ではありえない客の行列風景が見られたりする。イベント効果だろう。
しょっちゅう北海道に行ってアレコレむさぼり食っている私も会場の勢いに乗せられて、アレコレ物色。結局いろいろ買ってしまった。
カニの身がタップリ入ったカニミソ瓶詰めとか、実はご飯ばかりが大盛りだったりする海鮮弁当とか、見た目ほど旨くはないイカめしとか、ついつい買いまくる。安かったので冷凍毛ガニとか真空パックのホッケの開きとかも買ってしまう。結構散財した。まんまと北海道展にやられたって感じだ。
週末にあらかた食べてしまったが、お味のほうはそれなりだ。まさに“わかっちゃいるのにやめられない”の一言だろう。
一応、自宅に持って帰る手前、カニ関連ばかりじゃ色気がないと、優しい私は、甘いものもいくつか買って帰った。ありがちな「六花亭」モノをいくつかと、目にとまった見知らぬお菓子を購入した。
この見知らぬお菓子が大ヒット。家族をさておき私がバカスカ食べてしまったほど絶品だった。その名は、「ペイストリー・スナッフルス」という函館の店が売っていた「チーズオムレット」。
妙にクリーミーで、妙に濃厚で、妙に口の中に旨味が広がっていくつでも食べられそうな味わいだった。ちなみに本日の画像は2点とも東武百貨店のホームページから拝借。
結構甘いものが好きな私だ。今後はデパートの北海道展に出かける新しい楽しみが見つかった。スイーツをターゲットにすれば、珍味を原因とする痛風の恐れはかなり低くなる。
その分、糖尿の恐れが新たに加わりそうだが・・・。
2009年1月20日火曜日
イベントの誘惑
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