年末年始はホゲホゲ過ごしたから充電完了である。年末は遊びに奮戦してヘトヘトになった時もあったが、年始はひたすら静養できた。
家でカキを食べまくったのも効果的だったかもしれない。男としての疲れ?に効き目があるらしいから頑張って摂取した。
カキパスタにカキ炊き込み飯である。二つとも自作だ。
パスタのほうは、細かい味付け作業がメンドーだったので、レトルトのボンゴレパスタソースをベースに、市販の刻みガーリックを加えて、そこにカキとタコをドッサリ投入。
炊き込みご飯のほうも、市販の帆立釜飯のダシセットを流用。そこにドッサリとカキをぶち込んで炊飯器のスイッチを押すだけで完成。
いずれも正しくちゃんと美味しかった。おまけにそれぞれ1食でカキを10個以上食べたわけだから男性機能回復!?に効果があった。 はずだ。
ほかにも鹿児島からふるさと納税で取り寄せてあったウナギをムホムホ食べたり、年末に買い置きしてあった生ウニを頬張ったりして過ごした。
なんだか絶倫オヤジになりそうな食事ばかりだ。まあ、時にはそんな努力をしないと現役として試合に臨めないから良しとしよう。
中高年だからといって隠居みたいな感覚になってはいけない。まだまだ世の中のド真ん中でブイブイ言わないと面白くない。
そんなことを考えながらNHKの紅白を見ていたら、画面の中で繰り広げられていた光景はまさに中高年大活躍大会だった。
サザンにユーミンはもちろん、石川さゆりの後ろで派手にギターを奏でた布袋さん、椎名林檎のお株を奪うハジけっぷりだったエレカシの宮本さんなど「中高年の底力」がてんこ盛りだった。
裏番組のガキ使だって50才を過ぎたオッサン達が暴れていたわけで、いまや時代のキーワードは「元気ハツラツな中高年」ではなかろうか。
今年も紅白を観ながら、わがオジサマバンドメンバーとスマホでチャット状態。やれ、あいみょんの出番が少ないだの、松田聖子はキーを下げ過ぎだの、西城秀樹の追悼コーナーはナゼ無いのか等々を語り合う。
合間に娘からもLINEが入って、紅白の感想などを語り合う。それに留まらず紅白ネタをツイッターにあげてみたら、瞬時に大勢の人に読まれてビックリ。
気づけばすっかりスマホを駆使して複数の人とリアルタイムで繋がったり、やり取りしていた。
ひとり侘びしく年越しそばを味わうつもりだったのだが、スマホを片手にバタバタ過ごした。これってある意味で平成という時代を象徴する行為だと感じた。
中年の独身男が一人で過ごす大晦日といえば、淋しいイメージが付きものだが、今の時代、スマホやSNSというインフラのせいもあって、昔とは様相がまるで違っている。
時代の変化を身をもって体験した。ちょっとずつ変わっていく流れに身をまかせているうちに、気づけば世の中の大きな変化の渦の中に巻き込まれていたみたいだ。
昭和にタイムスリップして若い頃の自分にそんな姿を語っても信じてもらえないだろう。なんだか大げさだが、そう思うほど感慨深かった。
まさに「昭和は遠くなりにけり」である。
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