2008年2月1日金曜日

銀座で函館

銀座にある海鮮料理の「函館」に行ってみた。最近、北海道へわざわざカニ・魚卵系摂取に行く私としては、鳴り物入りでオープンしたこの店がちょっと気になっていた。

巨大ないけすに生きたカニや貝類などがどっさり。期待していったが、残念ながら結論は「微妙」。素材は確かに新鮮。つきだしで鮮度抜群の帆立が炭火と一緒に運ばれてくるし、生きたタラバも刺身や焼ガニなど好みで調理してくれるし、都内では珍しい内子もある。食べなかったが、貴重な鮭である鮭児も常備。メニュー自体はいい感じ、価格も立地を思えば問題なし。内装も洒落ていてそこそこ高級感もある。

全体的なソフト面が「アイタタタ・・・」の残念賞。バイトの若者も頑張っているようだが、なにぶん極端に素人。プロっぽい接客が出来そうな人が見あたらない。頼んだアルコールも大混雑してるわけでもないのに、いつまでも来ない。テーブルチャージを謳っているのにお会計を頼んでもいつまでもやらない。

新しい店だが、まったく練れていない。丁寧でてきぱきしていることは認めるが、あの場所であの仕事ではちょっと厳しい。チェーン店の居酒屋の高級版という域だろう。

一応「函館」というお店の名誉のために付け加えるならば、この店が池袋や新宿にあったら結構喜んで通いそうな気がする。銀座だと美味しい店がいくらでもあるのでわざわざ行かないという話。

そんなわけで久しぶりに食事目的の店をはしごした。お酒目的でのはしごではなく、夕食のはしごだ。8丁目にある間違いないお寿司屋さんにお邪魔する。プロの仕事にホッとする。食べ直して呑み直す。

そのあと勝ち組クラブ「M」へ。いい時間でした。

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